インタビュー

お料理インタビュー

2022.12.27

Vol.2 金子あきこ先生

 

食事は私たちにとって生きるために欠かせないものです。毎日摂る食事は満足を得られる方が生涯の健康にとっても有効です。お酢は料理に使うことで、手軽に料理に奥深さやアクセントを与えることができる素晴らしい調味料です。


また、お酢には塩味を引き立たせる働きがあるため、料理に使用する食塩の量を減らすことができます。厚生労働省による「日本人の食事摂取基準」(2020年版)では、ナトリウム(塩分)の摂取目標量は食塩相当分として15歳以上の男性7.5g未満、女性6.5g未満(※1)とされ、現状は目標量よりも多く摂取している傾向にあり、健康維持のためには減塩が必要不可欠。しかしただ減塩するだけでは満足いく美味しさにはなりません。塩味を減らして料理を美味しく仕上げるためには、お酢を使用することも方法の一つです。

食塩の量を減らしながら味に奥深さやアクセントを与えることで、満足のいく美味しさになります。

※1 高血圧及び慢性腎臓病予防のためには6.0g未満、WHO世界保険機関の食事摂取基準では5.0g未満ともされています。

「やわらかローストビーフ」

今回、私が考案した「やわらかローストビーフ」のレシピに使用した「木桶の一滴」は奥行きのある旨味が美味しいお酢です。
お肉を柔らかくするために「木桶の一滴」を牛肉の漬け込み液に加えました。

そしてソースにもお酢を隠し味として少し加えて、味に深みを加えています。お酢を少量加えるだけで味に奥深さが生まれ、おもてなしローストビーフに変身してしまう一品となっています。

「毎日飲む酢のローズマリーサワー」

また「毎日飲む酢のローズマリーサワー」のレシピに使用した「毎日飲む酢」は炭酸やお水、牛乳で割ると美味しく頂けるドリンクベースです。その「毎日飲む酢」にひと手間加え、ローズマリーを漬け込むことで香りもよく、贅沢さが増す味となります。

ローズマリーは血液の循環を促すともいわれており、冷え対策におすすめです。

またお酢は疲労回復のお手伝いをすると言われ、ベースとして使用している「毎日飲む酢」には玄米黒酢とりんご酢、2種類のお酢が含まれています。


金子 あきこ先生のレシピ

▶ やわらかローストビーフ

▶ 毎日飲む酢のローズマリーサワー

▶ 純りんご酢玉ねぎと鯛のカルパッチョ

▶ 手作りカッテージチーズのブルスケッタ

▶ 純米黒酢生姜ホットドリンク

▶ 明太子入り ( 色とりどりの ) スタッフドエッグ

▶ 鱈のくるみ味噌マヨ焼き

金子 あきこ

アリコフード株式会社 代表取締役/管理栄養士/節約美容料理®研究家/給食コンサルタント/レシピ開発/コラム執筆・セミナー講師・給食コンサルティングなどを行う。/メディア出演:NHK「美と若さの新常識~カラダのヒミツ」、日本テレビ「ヒルナンデス!」など/著書:『おなかぺったんこ腸筋レシピ』リピックブック など